2019年08月19日(月)

就活ワンポイント

マナー編 Vol.12【基本マナー⑤=続編1=「気をつけよう!あいまいな表現や若者言葉は使わない」】

2019年07月24日

Q.社会人になったら、より円滑な会話ができればと思っているのですが。

A.一番は印象の良い話し方を心掛けることでしょうか。その人を知るにはまず、その人の言葉を聞けばよいと言われます。言葉は身分証明書のようなもの。礼儀正しい言葉を使うことが、仕事の出発点です。

ビジネス会話の基本は「分かりやすい、確かである、親切・丁寧である」こと。誰にでもすぐに分かるように話すには、①難しい専門用語は安易に使わず、易しい言葉に言い換える②簡潔な短いセンテンスで話す③最後に「何か、ご不明な点はありませんか」と尋ねるといいと思います。

話す内容が難しい場合、組み立て方次第で分かりやすく伝えることができます。①結論から話す②予告して話す③リスクを話す場合はマイナスなことの次にメリットを話す―などです。

これは就職活動の面接でも言えることです。成功の秘けつは、「意欲」と「適応力」と「オリジナリティー(他の人とは違う何かを持っているか)」。

質問されたことに積極的に答える、否定的な話し方をしない、質問事項は注意深く聞いておいて、分からない時は質問する、場面を想定して練習しておく、自分の思いを上手に伝えるー。面接の合否は、事前の準備の量に比例します。前回もお伝えしましたが、積極的に語彙(ごい)を増やし、意識して使うようにしましょう。


Q.普段使っている言葉を礼儀正しい言葉に言い換えた表現はありますか。

A.いくつか例を挙げますね。面接や仕事の場では、あいまいな表現や若者言葉は使わないよう気をつけましょう。

一応、聞いてきます→すぐに、聞いて参ります
夕方にはご連絡できると思うのですが→17時までには、ご連絡いたします
全然、大丈夫です→大丈夫でございます
自分的には、こちらがよろしいかと思います→私は、こちらがよろしいかと思います
お飲み物とか、いかがですか→お飲み物はいかがですか
このボタンを押すんじゃないですか、そうすると〜→こちらのボタンを押しますと、
山田のほうは、出かけております→山田は、ただ今出掛けております
こちらで、よろしかったでしょうか→こちらで、よろしいでしょうか
こちらが、契約書になります→こちらが、契約書でございます
お名前をちょうだいできますか→お名前をお教え(お聞かせ)願えますか
了解です→かしこまりました・承知しました・分かりました

言葉の使い方に迷ったらすぐに周囲の人に質問したり、自分で調べたりすること。「誤った使い方をしていたら指摘してください」とお願いしておくのもよいですね。

次回は、基本マナー⑥「会社などを訪問した場合」です。
米岡 光子(よねおか みつこ)さん
接遇マナーインストラクター、秘書学講師。製薬メーカー勤務を経て、宮崎情報ビジネス専門学校で秘書学講師を勤める。同校退職後は、県内の企業や自治体、学校などで接遇マナーなどの研修を行っている。MRTラジオ「フレッシュAM!もぎたてラジオ」のマナー相談(木曜9:00~)に出演中。