2019年10月20日(日)

就活ワンポイント

マナー編 Vol.13【基本マナー⑥「会社などを訪問した場合」】

2019年09月18日

Q.OB・OG訪問や面接試験で企業を訪れる時に、気をつけることはありますか?

A.まずは、お会いする人から「場所と時間をいただく」という謙虚な気持ちを持つことが大事です。面接試験の場合は、あなたと採用担当者が明確な目的(採用される・採用する)を持って話をする場です。あなたは採用されることを目指して訪問しなければなりません。

 では、事前にどのようなことをしておけばいいでしょうか。

まずは、訪問する企業の情報を集めておくことです。今はインターネットですぐに情報を得ることができます。しかし企業のホームページの情報だけだと偏ってしまうので、検索をかけて多方面から企業を見てみることをお薦めします。

 訪問当日は、身だしなみを鏡の前でチェックしてから出掛けましょう。約束の時間は厳守してください。遅くとも10分前には到着して受け付けなどを済ませましょう。遅刻はもちろんのこと、あまりに早く行くのもNG。相手に「場所と時間をいただく」という気持ちを忘れないでくださいね。10分ほどあれば、あなたも企業の雰囲気などを感じ取ることができ、気持ちに余裕が生まれるでしょう。

Q.受付の人に取り次いでもらったり、部屋に案内されたりした時はどういう振る舞いをするのがいいでしょうか?

A.受付や窓口で取り次ぎをお願いした場合、その場所から少し離れて待ちましょう。取り次ぎをしてくれる人の目の前に立ちはだかっていると、相手も落ち着かないですよね。ちょっとしたことですが、それがスムーズにできると「この人は心得ているな」という好印象を与えることができます。

 部屋に通された場合は、以前は「立ったまま待つ」ことがマナーだとされていましたが、今は「座って待っていても」OKです。案内された人に「お掛けになってお待ちください」と言われることが多いと思いますので、お礼を言って座りましょう。ドアの外に人の気配を感じたり、ノックの音を聞いたりしたら、すぐに立ち上がってあいさつをしましょう。

 帰るタイミングはどうすればいいでしょうか。迎えた側(この場合はOB・OG、採用担当者)が先に立ち上がると、追い出してしまう感じになるので、雰囲気的に「終わりだな」と思ったら、「今日はありがとうございました」などお礼を言って、自分から立ち上がるようにしましょう。建物の外まで見送っていただいた場合は、曲がり角などで一度振り返って、こちらを見ていたら軽く会釈をするといいですね。

 これらのことは、あなたが社会人になっても求められるマナーです。今のうちから覚えておきましょう。

次回は、基本マナー⑥=続編=「名刺交換や飲み物が出された場合は」です。
米岡 光子(よねおか みつこ)さん
接遇マナーインストラクター、秘書学講師。製薬メーカー勤務を経て、宮崎情報ビジネス専門学校で秘書学講師を勤める。同校退職後は、県内の企業や自治体、学校などで接遇マナーなどの研修を行っている。MRTラジオ「フレッシュAM!もぎたてラジオ」のマナー相談(木曜9:00~)に出演中。