2019年06月25日(火)

就活ワンポイント

マナー編 Vol.10【基本マナー④=続編2=「さらに『訊く』への深化」】

2019年05月28日

Q.「聞き上手」を目指して、相手の話を「聴く」ように心掛けています。さらに「訊く」へ深めるにはどうすればいいですか?

A.「訊く」とは、相手の話に質問をしたり、考えや情報、思いを「訊き出す」ことです。「訊く力」=「質問力」といってもよいでしょう。
何でも質問すればいいというものではありません。「なんでそんなことを聞くの」と相手に思われない質問をするのは、とても難しいのです。

相手が伝えたい内容をキャッチし、的確な質問ができれば「この人は私の話に関心を持ってくれている」という安心感を与えます。さらに「よくぞ聞いてくれた」「気付いてもらえて、うれしい」と感じ、信頼関係を深めることができるでしょう。

的確な質問ができるようになるためには、例えば大学の講義を受ける際に「この講義を誰かに教えてあげなければならない」というつもりで聞いてみてはどうでしょうか。そうすれば意識して話を「聴き」、分からないところがあれば「訊か」なければなりません。

「いい質問だね」と言われるようになれば「訊く力」が身に付いてきている証拠。就職説明会や面接などの場で生かしてください。


Q.就活では初めて会う年上の人ばかり。話を聞くのが精一杯でなかなか質問できません。

A. 確かにそうですね。そのような場合、事前に企業のことをきちんと調べるといいですよ。
会う前に会社に関心を持った時間を過ごすことで、訊くための心の準備ができます。

会話を円滑に進める糸口として、会った時の第一印象をフィードバックするのもいいでしょう。「ドキドキしていましたが、にこやかに迎えていただいてほっとしました」「受付の方に親切にしていただきうれしかったです」など、第一印象で気づいたことを口にすると、「私はあなた(企業)に興味があります」という有効なサインになります。

スムーズに会話ができるようになるには、やはり慣れが必要です。なるべく多くの社会人(先生や先輩、バイト先の上司ら)と積極的に話をするようにしましょう。
謙虚に「教えてください」という姿勢を心掛けると、相手も自分も落ち着いて会話ができますよ。

次回は、基本マナー⑤「社会人の基本『礼儀正しい言葉遣い』」です。
米岡 光子(よねおか みつこ)さん
接遇マナーインストラクター、秘書学講師。製薬メーカー勤務を経て、宮崎情報ビジネス専門学校で秘書学講師を勤める。同校退職後は、県内の企業や自治体、学校などで接遇マナーなどの研修を行っている。MRTラジオ「フレッシュAM!もぎたてラジオ」のマナー相談(木曜9:00~)に出演中。