住吉南小から住吉中、そして高校は宮崎日大と、ずっと地元で育ちました。大学生になってやっと大淀川を渡りましたが実家から通っていたので離れた感覚はありません。卒業したら宮崎や地元のために働きたいと当たり前のように思っていました。父が鹿児島出身なのですが、大人になっても故郷に帰りたい気持ちがあると聞いた事があります。自分のふるさとは懐かしくて大切な存在なのだと気付き、私も地元を大事にしたいと思いました。
大学3年の秋に参加した企業説明会で「たかしん」をはじめとした信用金庫の存在を知りました。お金は人の生活になくてはならないし、信金ならば大企業ではなく地元の人たちに向けて仕事ができると聞き心が動きました。両親に相談したところ、親戚が「たかしん」で働いていたと教えてくれアドバイスをもらいました。「地元のために働きたいと思っているのであれば最適な仕事だから頼ってもらえる人になってね」と応援してくれました。
同級生には県外に就職した人もいますが、戻ってくる人も多いです。宮崎には友だちがいて、親や親戚もいます。知り合いがたくさんいて、お客さまが友だちの親戚だったり、知り合いの知り合いだったりしてどこかでつながっています。地元に密着した仕事なので、人と人との温かな気持ちを感じられることがとても幸せだし、働きやすいと思っています。
私は営業なので外回りが主です。最初はあらかじめ決まったルートを回るのかと思っていましたが、新規のお宅に飛び込みを行うこともあります。私が所属している大島支店のエリアは、歴史がありながら新しく開発中でもある住宅地です。お客さまとは、まず顔見知りになることから始めます。他の金融機関での借り入れがあると相談され、その金額をまとめて月々の返済額を減らす事ができたときは、「ありがとう、あなたが担当で良かった」と言ってもらえてうれしかったです。上司と一緒にお客さまとお話しをすることもあります。話しの流れや提案の仕方など学ぶことが多いです。仕事をほめてくれることもあり、いろいろな面で目標とする憧れの上司です。仕事上必要な資格も多いので、これからもたくさん勉強してどんな時も頼りにされる人になりたいです。
大学3年の10月に企業説明会で話しを聞き、その後両親や親戚に相談して翌年の1月に受験を決めました。4月に1次試験、5月に2次試験で内定をもらいました。エントリーシートの自己PRは特に気を付けて作りました。短所はたくさん出てくるのですが、長所が分からず友だちや先輩、大学の就職課に相談しました。面接の時には身だしなみに気を付けて、堂々と話すことを心掛けました。