最初は県外就職を考えていましたが、就活を始めた時期が遅かったことと、コロナ禍のために希望する会社の見学や説明会で県外に行くことが難しく、県内就職を選びました。私は将来、起業を目標にしています。具体的にはまだ、なにをやるかは決めていませんが、衣食住に関わりたいと思っています。中でも「住」は、仕事でも普段の暮らしにおいても基本です。まずは「住」を学ぼうと考えて、不動産業に就きました。
私は、高千穂町で生まれ育ち、大学で宮崎市に出てきたので地理についてはまだ詳しくありません。お客さまを現地にご案内する時には事前に場所を確認したり、近くを通ってみたりして慣れるようにしています。実家とは車で2時間ほどの距離なので、知り合いや家族が近くにいるという安心感があります。仕事ぶりはまだまだですが、宅建士の資格取得のために勉強をしたり、自分の将来像について考えたりできる気持ちの余裕があることが、宮崎で働く良さだと思っています。
人は必ず屋根のある場所で暮らし、仕事をします。「住」は生活や仕事の基本。なくてはならないものだから不動産業を学びたいと思いました。不動産業は、大きく賃貸、売買、管理の3つに分けられます。私は、賃貸を担当していて、お客さまが希望されるお部屋を探して、入居から退去されるまでのお世話をしています。長く空いているお部屋をお持ちの大家さまに、リフォームなどのご提案も行います。売買以外のお客さまと長くお付き合いすることは珍しいと聞きますが、お客さまとの距離の近さがクボタ住宅の強み、魅力でもあります。お部屋での不具合や困りごとが発生した場合も、賃貸の担当者が対応します。お客さまから「助かった!」と感謝の言葉をいただけたときが、一番うれしいです。明日への励みになります。
県内の不動産業に絞って説明会やアプリで企業を探しました。当社の説明会で担当者の方と野球の話で盛り上がり、いい印象を持ちました。その後、自分から会社に連絡をして「インターンシップをさせてほしい」とお願いし、3日間、業務を経験できました。筆記試験や面接はなく、社長をはじめ、上の方たちと雑談のような会話をしたぐらい。社長に「自分から『インターンシップさせてほしい』と連絡してくる人は初めてで驚いた」と言われました。人としての基本である、あいさつなどの礼儀を大切にして何事にも積極的に行動することが大事だと実感しています。
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