年が離れた兄弟や親戚が多かったため、小学生頃から結婚式に出席する機会が多くありました。その時に、母がブライダルコーディネーターという仕事があることを教えてくれました。それからは結婚式に出席するたびに、ブライダルコーディネーターの方を観察していて、とてもかっこよく、素敵なお仕事だと思い、次第に自分もなりたいと思うようになりました。実際に、当社での結婚式にも出席したことがあり、その時に「すてきな式場だ」と感動したことを覚えていて、地元の結婚式場で働きたい、それであれば当社しかないと考え、就職を志望しました。
もともと県外に出る気持ちはまったくなく、県内での就職を考えていました。自分が生まれ育った県北で仕事をしているので、休日は地元の友人や家族と遊んだり食事をしたりするなど、リフレッシュしています。また小学生時代から続けてきたハンドボールを今でも社会人チームでプレーしています。昔からの仲間と大好きなハンドボールができるのも、地元で就職した良さだと思います。仕事もプライベートもどちらも充実していて、毎日がとても楽しいです。
ブライダルコーディネーターの仕事は、結婚式を考えているお二人が式場に見学に来た際に、式場の案内や説明をしたり、式を終えるまでの企画・準備をしたりします。予約を受けた後は、結婚式までのスケジュールを立て、どのような式にするかをお二人と相談しながら、演出・装飾の企画・提案、見積書の作成、段取り・手配確認などを行っていきます。打ち合わせをしている中で、お二人と距離が縮まったなという瞬間や、相談事をしていただけたときは、やりがいを感じます。世間話をしながら、お二人の魅力が最大限に出席者の方に伝わる演出を企画・提案し、それを喜んでもらえた時、式を終えて「ありがとう」と言ってもらえた時、出席者の方から「楽しかった」「いい式だった」と言葉をかけてもらえた時は、この上なくうれしいです。また、今年からは衣装合わせも担当するようになり、現在は衣装の勉強もしています。
ブライダルコーディネーターを志望していましたが、2年生の時は違う職種も勉強のために知っておきたいと、合同説明会に参加をしました。実際の就職活動は、当社のみの1本で勝負しました。「SPI」の勉強をし、学校の先生に何度も面接の練習をしてもらいました。これから就活をされる方は、「自分が何をしたいか」、やりたい職業、職種を決めるといいと思います。自分がどんな性格か、どんな職業に向いているかなどを友人に聞き、自分を客観視してみるのもいいと思います。
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