関西の大学に進学しましたが、どうしても宮崎に帰りたいと思っていました。就職を考えたとき、ネットで「宮崎 障がい 福祉」で検索したところ、真っ先にヒットしたのが宮崎県社会福祉事業団でした。子どもの頃から障がいのある人が身近にいたため、ずっと福祉に関心があり、大学では福祉を専攻、アルバイトでも障がいのある子の放課等デイサービスのお手伝いをしていました。
困ったときやつらいときは家族や友人、必ず誰かが助けてくれること、また、自然がとても豊かで、気持ちを温かくしてくれる事です。人と自然の優しさに触れながら仕事ができるのは、とても素晴らしいことだと思います。
勤務する「ひかり学園」は、障がいのある児童や成人の入所施設です。今、40人が入所しています。
仕事は生活全般に伴う介助です。知的障がいがあるため、一人一人のその日のスケジュールを分かりやすくボードを使って「見て」もらうようにするなど、利用者さんがストレスなく過ごせるようにあらゆることを工夫しています。
また、利用者さんから学ぶことが多く、毎日が勉強です。利用者さんも毎日の積み重ねで成長しています。これまで出来なかったことが出来るようになったときには、ご本人以上に喜んでしまいます。「よく出来たね!」と言って一緒に喜ぶとすごく自慢気な表情を見せてくれます。
大学生の時に放課後等デイサービスでアルバイトした経験があり、障がいのある方のサポートをしたいと志願しました。福祉関係の仕事に就きたく、探していたところ事業団に関心を持ちました。資料を取り寄せ、一次試験(一般教養、作文)に合格し、二次試験(適性検査、面接)を経て、就職することが出来ました。
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