2023年5月19日

2位の双信デバイス(宮崎市)も県外資本である双信電機(東京都)の子会社で、通信機器に採用される「積層誘導体フィルタ」などの設計・開発・製造を手がける。
えびの市のえびの電子工業は自動車やスマートフォン関連の部品生産や、受注や出荷管理システムなどソフトウェア開発も行う。「信頼される製品作り」を企業理念とし、時代のニーズに対応しながら事業領域を拡大。従業員数は700人(派遣社員を含む)を超え、同市を代表する企業へと成長している。
サニー・シーリング(都城市)はシール、ラベル製造のほか、スマートフォンなど小型液晶の光学フィルム精密加工などを展開。製品は食品や医療、旅客機の主翼部分、各種検査・研究機関など幅広い分野で利用されている。
宮崎市の三和ニューテックは、磁気・ICカードリーダーなどのカードリーダーライター製造を中心に、電子機器を顧客の要望に応じて製造する「EMS事業」などに取り組む。
エスエヌシー(日南市)は小型リレーの製作などを手がけ、山洋製作所(宮崎市)は自動車用ワイヤーハーネスなど約2千種類を生産。共立電照(同)は配電盤メーカー・共立電機製作所(宮崎市)のLED照明事業を分社化した企業となっている。