2023年6月28日
トップは養鶏や食肉加工、流通などを手がけるブロイラーインテグレーターの児湯食鳥(川南町)。600億円を超える単体売上高は県内の農業分野で群を抜いており、業界の国内最大手の一つ。
2位の江夏商事(宮崎市)もブロイラーインテグレーターで、直営農場10カ所、契約農場80カ所を抱える。続くフュージョン(都城市)、フカベエッグ(宮崎市)は採卵養鶏や卵の販売などを手がけ、ジャパンミート(都城市)はプリマハムグループの養豚、食肉加工会社。
畜産を除いた売上高トップは四位農園(小林市)。農薬や化学肥料を抑えてゴボウやサトイモ、ホウレンソウなどを栽培し、鮮度を保った冷凍加工なども行い事業を拡大している。
くしまアオイファーム(串間市)はサツマイモの生産、加工、販売に取り組む農業ベンチャーで、ITやSNSも積極的に活用。アグリセンター都城、ジェイエイファームみやざき中央、ジェイエイ・アグリシードは県内のJAが出資する企業で、野菜などの育苗を事業の柱としている。