県外の大学に進学しましたが、就職は宮崎でと決めていました。ただ、どんな仕事がしたいかは分かっておらず、さまざまな業種のインターンシップや企業説明会に参加したりして「仕事をしている自分」のイメージを膨らませていました。宮崎ガスを選んだのは、企業説明会に参加したときの先輩の雰囲気が良かったからです。私は文系だったので心配になり尋ねたら、学部など関係なく入社後の研修で大丈夫だと言ってもらえました。宮崎ではまだインフラが都会ほど整っていないので、仕事としてまだまだ先があり、地域貢献ができると感じたことも大きかったです。
私が入社した当時、ちょうど新型コロナウイルス感染症が蔓延しはじめたので地元に帰る選択をしたことを心から良かったと感じました。まさかの事態でしたが、この先も、同じような緊急事態が起こるかもしれません。そう考えると、家族や地元の友人のそばにいたいし、近くにいて安心させられるって大切だと思います。仕事では、生まれ育ったまちで働くので、まだまだ経験の浅い私でも安心して業務にあたることができていると感じています。たぶん、宮崎というまちの風土が持つ「人柄のよさ」があるのだと思います。
新築の集合住宅に都市ガスを採用していただくための営業をしています。そのために設計事務所や建設会社、設備会社、デベロッパーなどを訪ねたり、自分で空き地を探しては関係企業の訪問時に情報を聞きだしたりなど、情報収集をなにより大切にしています。集めた情報によって、都市ガスの利便性やお客様へのメリットなどをどう伝えればいいか考え、企画書を作成しできるだけ分かりやすくお客様へ提案を行えるよう心掛けています。都市ガスの採用が決まったときや、都市ガス以外に決まっていたものを覆すことができたときなどは「やった!」という気持ちです。自分が関わった物件が形に残ることもうれしいです。完成した建物を見たときには喜びとやりがいを感じます。
大学3年の3月に宮崎ガスの単独説明会に参加し、エントリーシートを同月に提出しました。4月に書類選考と筆記試験があり、その後、集団面接、最終面接を経て、5月に内定をいただきました。部活動を大学4年生の9月までやっていたので、帰省して就活を行う時間はほとんどなかったのですが、宮崎ガスと出会えてよかったです。関東で開催されていた宮崎県内の企業の合同説明会やインフラ等興味のある業種の説明会・インターンシップに関東で参加するなど、部活動の合間や休日に効率良く就職活動を進めたことがよかったのだと思います。皆さんも部活動、サークル活動、イベントにアルバイトなど忙しい日々を送っていると思いますが、就職活動をする時間がないと諦めずに合同企業説明会やウェブ説明会等を活用し、自分の理想に合った企業を見つけることが大切だと思います。もちろん、前述したような学生のときにしかできない経験はやっておいたほうがいいです。きっと将来、役に立ちます。また、就活は自分自身を知るきっかけにもなります。少しでも早く取り組むことで、自分に合った企業との出会いがあるかもしれません。
宮崎日日新聞社
宮崎県就職ナビ事務局
0985-26-9333平日9:00~17:00