これまで約23年間、宮崎だけで生活していて、とても暮らしやすいと思っています。ただ、経済の面では他県に比べて発展の遅れを感じており、県外の大学に行った同級生から宮崎は田舎だという話が出ると、残念だな、悔しいなという思いがありました。私は地元に貢献したい気持ちがあり、大学に行きながら公務員を目指して専門学校に通っていた時、地域の中小企業に寄り添い、経済発展に寄与する業務内容である信用保証協会を知りました。ここなら宮崎県の経済発展に貢献できると思い、志望しました。
今年の4月から社会人としての生活が始まり、学生時代とは違い、生活全般に社会人としての責任を感じています。しかし、仕事を離れた時には学生の頃と変わらない慣れ親しんだ環境があるので気持ちをリセットし、仕事に取り組めていると感じています。
私は主に信用保証協会が金融機関に代位弁済(立替払い)をした後の債権管理業務を担当しています。私が担当させていただくお客様は困っている立場の方が多く、そのような方にしっかりと寄り添い、先輩方と協議しながらそれぞれの状況に応じた返済計画を立てていきます。完済になったお客様から感謝の言葉を頂いた時は非常に嬉しく、達成感でいっぱいになります。
私がこの仕事を知るきっかけとなったのは、大学3年生の時に通っていた専門学校で開かれた信用保証協会の説明会です。時期が遅かったこともあり、インターンシップ等には参加できませんでしたが、せっかく興味を持った仕事だったので、業務内容をはじめとした様々な情報を自分で調べてみました。採用試験は小論文や面接があると聞き、筆記試験の勉強と並行して練習するなど対策をしました。今後、就活を控える皆さんは、早いうちに自分の経験や財産になる活動に参加していくことで、面接時に「これをやった」と話すことができると思います。
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