興味の幅が広かったので県外企業も考えていました。大学で宮崎の地域資源やマーケティングを学んでいたので、最終的にはそれらを生かせる仕事がいいと思っていました。MANGOはデジタル広告大手のセプテーニグループのグループ企業なので、宮崎にいながら最先端のデジタル広告の仕事ができるのも魅力でした。でも一番の決め手は採用選考の面談で代表と約2時間、話をしたことで す。子どもの頃から大学まで、私の半生を全て話してしまったのではないかと思えるほど尋ねられ、それがイヤな気持ちではなく逆にスッキリするほど答えてしまいました。おかげで「私ってこんなことを本当は考えていたんだ!」と気づくことがいくつもありました。「就活生の一人」ではなく「私」として向き合ってくれたことが何よりうれしかったです。
私は高鍋町で生まれ育ちました。昨年までは実家にいたのですが、今年から宮崎市内で1人暮らしを始めました。初めての 経験で大変な日もありますが、充実した日々を送っています。仕事で大変なときには上司やチームメンバーと相談し、今の流れを見直し、構築し直す、分担するなどタスク整理を行います。1人で行う仕事がメインですが、チームの一員としてみんながみんなを見てくれていると感じられます。プライベートでは1人暮らしとはいえ、実家は車で30分ほどのところですし、同じ宮崎なので気心の知れた友人もたくさんいます。社会人合唱団にも入団したので、仕事もプライベートも楽しめています。
検索連動型広告をメインに広告運用や広告配信実績の分析が主な業務です。広告主様との連携は東京のセプテーニの営業が担当するので、私が広告主様と直接お話をすることはありません。でも、私が関わった広告で成果が上がり、単発だった広告主様が長期契約してくださったことがあります。営業から「広告主様が喜んでいた」と報告を受けて、良かっ た!と安心しました。また、今年から新人教育のトレーナーも兼任しています。入社2年目の社員が新人教育を行うことはこれまでなかったそうで、私にできるのか不安でした。しかし、トレーニーと接することで私自身ができていなかったことにも気づけています。私も成長できるいい機会で、トレーニーと一緒にがんばろう!と思っています。きっとそんな経験の場を与えてくれたと思っています。
就活セミナーや会社説明会、県外を含め5社ほどインターンシップに参加。コロナ禍だったので説明会など全てオンラインという企業もありました。MANGOは書類選考のあとにSPI(適性検査)を受け、その後、2回の面談を経て採用になりました。2回目の面談では、代表と約2時間、子どもの頃から今までのことなど、自身の価値観や考えや行動について話しました。その面談はMANGOの名物で、代表と話をすることで自分を深掘りでき、カウンセリングを受けたようにみんな晴れ晴れするそう。私もそうでした。企業分析も大事だと思いますが、就活には自分らしく働くためにも自己分析が大事だと思います。
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