地元・宮崎で今まで培ってきた英語力を活かした仕事をしたいと思っていました。しかし、そのような企業がなかなか見つからず、県外での就職を考えていたところ、大学のキャリアセンターから宮崎日機装を紹介され、工場などを見学させてもらいました。ここなら、文系学部出身でも英語力を活かし、宮崎から世界に目を向けて働くことができると思い、入社を決めました。面接を受けた時から温かい雰囲気で、どの会社よりも自分のことをよく見てくれていると感じました。

大学生の時から一人暮らしをしているので、のんびりとした雰囲気や物価の安さなど暮らしやすさは身をもって感じています。遊びに行くところが少ないと言われますが、ゲームが趣味なこともあり気になりません。すぐに実家に帰ることができるのも地元ならでは。温かくてフレンドリーな人が多く、会社でもいろいろな方に声をかけてもらえます。人と人とのつながりを感じられるのは都会にはない良さだと思います。

品質管理部に所属し、新規製品の初回製品検査と呼ばれる工程に立ち会い、改善点などを見つける仕事をしています。入社してまだ1年足らずなので、先輩社員に助けてもらいながらできることを増やしている最中です。製品のことをきちんと理解するために、工場で製造されているところを実際に見たり、作っている方に話を聞いたりすることを心がけています。また、海外からのお客様が工場見学に訪れた際には通訳をしたり、英語での問い合わせがある際に対応したりしています。専門用語が多く、お客様の要求や質問に正確に答えることに気を遣いますが、英語力を活かせて楽しいですし、「ありがとう」という言葉にやる気をもらっています。TOEICなどの資格試験や外部講習の補助制度などもあり、働きながらステップアップできるのも魅力に感じています。

コロナ禍での就活だったため、多くの企業がオンラインでの説明会や面接を実施していました。自分に合った職種を見つけるために、県内企業の合同説明会や県外企業のインターンシップなどに参加し、さまざまな業種の企業の話を聞くようにしていました。さらに、大学のキャリアセンターやヤングJOBサポートみやざきを活用して、エントリーシートの書き方や面接の練習などを綿密に行いました。自己分析を通して、自分の強みや弱みを知ることも大事ですが、それを相手に分かりやすく伝える練習も大切だと思います。いろいろな方の意見を参考にしながら取り組むといいのではと思います。