大学時代を過ごした岡山で就職するか、それとも宮崎に戻るのか悩んだ末、Uターンすることを選びました。食べることが好きで、大学の就職セミナーに参加した際に一番興味があるのが食品分野だと気づきました。そんな中、子どもの頃から馴染みがあって大好きだったウインナーの「薫の詩」を製造している弊社を知り、自分も作ってみたいと思いました。入社するまでは、どの部署へ配属になるのか分かりませんでしたが、自分が手を加えたものが店頭に並ぶのを目にできることにも魅力を感じました。
自分の地元ということもありますが、県外に出てみたからこそ宮崎の雰囲気が一番落ち着いていて、好きだなと思います。どこにいっても自分の「地元感」を感じられます。食べ物はおいしいですし、アットホームで人が温かい。人混みがないため、ストレスフリーな環境のもと、仕事ができるのも良いです。
ハム、ソーセージ、焼豚となる原料肉の異物(骨や毛)を包丁を使って除去し、カット整形を行っています。骨などを残してしまうとお客さまの口に入ってしまうため、自分で取りきる、絶対に残さないという責任が伴う仕事だと思います。また、きれいな形で切るなど、細かなところまで配慮が必要です。そこまで気配りをして製造に関わった製品だからこそ、店頭に陳列され、お客さまが手に取っている姿を見るとうれしいですし、やりがいも感じます。地元の会社だからこそ、自分が関わった商品で地域の人とつながる喜びも味わえます。
大学3年生の3月ぐらいから就職活動を始め、通っていた大学や福岡、宮崎で開催された就職説明会に参加しました。このうち宮崎大学であった説明会で弊社・南日本ハムと出合いました。そこで話を聞き、実家の近くにある会社だと気が付いて興味を抱きました。1次試験を4年生の5月に受け、6月には内定をもらいました。就職活動は自分が興味のある会社は徹底的に調べるべきだと思います。調べるうちに本当に自分がその会社に合っているか、やりたいことに挑戦できそうか見えてきます。面接でも、その会社でやりたいことなどを自分の言葉で伝えられるようになっておくことが強みになると思います。
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