地元が大好きで県外就職は考えていませんでした。学生の頃から英語、韓国語を勉強していたので宮崎の魅力を多くの人に伝えられると思っていました。宮崎は観光地なので国内、海外からの観光客がたくさん訪れます。両親のそばにいたかったこともあって、宮崎のホテルのフロント業務なら私の望む仕事ができると思いました。将来的には部署異動や、転勤の可能性も聞いていましたので、そちらも楽しみにしています。
私は旅が好きで、年に何度か国内や海外に1人で行くことがあります。実家暮らしならばお金も貯められるので、プライベートも充実しています。第一ホテルには、1年以上働いた人へのリフレッシュ休暇が1カ月あります。私は今年5月に韓国でリフレッシュ休暇を利用した3週間の語学留学を経験しました。会社が海外コーディネーターを紹介してくれ、ソウルの学校や滞在先など全て対応してもらえました。語学は仕事にも役立つので、会社から補助金もいただきました。帰国したら社長から「来年はどこに行きたい?」と尋ねられたほど、海外での経験が人としての成長になり、さらに仕事にもいい影響を与えるのだと、自分のことのように喜んでくれて経験を後押ししてくれます。
ここ最近、インバウンドのお客様が増えたので、フロントで英語や韓国語を使う機会が増えました。宮崎を旅行先に選んでくれた海外からのお客様に感謝すると同時に、私も勉強になるのでやりがいを感じます。第一ホテルはビジネスで使うお客様が多いです。宮崎の常宿として使ってくださっているお客様が私の名前を覚えて、「古川さんに会いに来た」と冗談でも言ってくださることがすごくうれしいです。今年からホテルメイクの責任者になったのでホテル内や部屋の清掃、サービスなどスタッフが効率よく、気持ちよく仕事ができて、お客様にももっと喜んでいただけるよう気を配っています。
就活を始めるまで、私は自分の将来を具体的に考えたことがありませんでした。私の人生の方向性を決める大事な時期なのだと考えて、まずは私自身を見つめ、じっくり掘り下げてみました。好きなこと、楽しめることを考えた結果、ホテル業の仕事に絞りました。第一ホテルは、学校に単独説明会のお知らせがあって知りました。参加してみたら仕事や会社説明だけでなく先輩の就活相談もあって面白い会社だと感じました。ここを含めて2社受験し、どちらも内定をいただきました。両親からはもう1社の方が有名だからとそちらを勧められたのですが、私はこの会社の雰囲気がすごく好きだったので、ここに行きたい!と説得しました。働いている私が生き生きしているので、両親もいい会社で良かったねと喜んでくれています。就活は不安で悩むことも多いと思いますが、その時間があったから今の自分があると思っています。全力で突っ走ってください。私も応援しています!
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