実は、どの企業に行きたいか分からず、ずっと迷っていたので正直なところ県外でも良かったのです。そんな私に先生が薦めてくれたのが当社でした。地元ならば家族、友人、知り合いも多いし、就職当初の精神的な負担を考えると周囲の環境を変えない地元の方がいいと思いました。高校の先輩がいたことも大きく、安心感もありました。入社してからも先輩が丁寧に仕事を教えてくれました。
両親と離れて一人暮らしをしています。休日は友人と遊んだり、飲みに行ったり。県外に行った友人たちが長期休暇で帰ってきたときなどは、私の家がたまり場になっています。海に近い場所に住んでいるので、何もないときなどは子どもの頃からやっている釣りに行き、朝から夕方まで海をながめています。ドライブして滝を見に行くなど、自然の中で過ごすことが身に付いているみたいです。
宮崎空港や大型商業施設などで空調設備の保守点検を定期的に行っています。大型施設では建物のバックヤードに空調自動制御機器類が設置されています。私の仕事は決して表に出ることはありませんが、施設の中でお客様が快適に過ごすための大事な仕事です。プライベートで施設を利用する時は仕事柄、気温や湿度などが気になります。台風や雷などの悪天候後は私からお客様に連絡をして状況を確認します。問題を解決したあとは達成感があります。今後は建物に空調を設置する段階から現場に入ることができる人になりたい。そして後輩に仕事を教える側として、より深く仕事を理解し、実技だけでなく言葉でも分かりやすく伝えられる先輩になりたいです。
就職を考えなければならない時期に何がやりたいのか、どんな企業で働きたいのか、どこで働きたいのか、具体的なことを少しもイメージできずにいました。先生に相談して当社を紹介され、会社説明会に参加。学校の先輩がいたこともあって受験を決め、適性検査と面接を受けて採用になりました。試験前に学校で面接の練習をしたのですが、練習していた「ガチガチ」の面接ではなく、日常会話のような面接でした。ほとんどの人は自分に何ができるのか分からないと思います。やりたいことが分からなければ、とりあえず入社してみる、やってみる、でいいのかも。仕事でできることが増えたら楽しくなります。私の場合は先輩もいい人ばかりだったし、覚えるほどに仕事が楽しくなりました。
宮崎日日新聞社
宮崎県就職ナビ事務局
0985-26-9333平日9:00~17:00