就活を始めた当初は、地元の大分県に戻って就職するつもりでした。他社の説明会にも参加しましたが、当組合の「裁量権の広さ」に魅力を感じたことが決め手になりました。「目の前にいる組合員さんのために全力でやってください、それを応援します」と言ってもらえたことが大きかったです。大学時代、子ども食堂で私が来るのを楽しみにしてくれることをうれしいと感じて、そんな「誰かに喜んでもらえること」を全力でやれると感じました。目の前の人や顔が分かる人の喜ぶ姿を想像しながら仕事がしたいと思いました。
今の部署に配属される前は延岡で3年間共同購入(配達)の仕事をしました。県外出身で右も左も分からない時に、組合員さんたちが娘や孫のようにかわいがってくれることに救われました。配達は担当を1年で変わるのですが、変わったときにも宮崎の人はすぐに受け入れてくれて、温かく迎えてくれるのがありがたかったです。山育ちなので、すぐに海に行ける環境も気に入っています。何か落ち込んだときは、青島や一ッ葉へでかけます。食べ物もおいしくて過ごしやすい点も良いですね。
広報を担当し、カタログに入る組合員さん向けの機関紙「にじのわ」の作成や、ホームページの更新、SNSの運用もしています。また、「組合員さんの声」を全部署に振り分けています。今の仕事では生協全部署の、こんな風に役に立っているや、こんなことをしてもらったという声を目にできます。「にじのわ」は組合員さん同士の交流が目的。紙面で「こんなサービス知らなかった」「読んで良かった」という声を聞くのが喜びです。組合員さんが紙面上で情報のやり取りをして感謝の輪が広がっていくのを実感したときは、広報担当冥利に尽きる瞬間でした。
大学の学部の方針で、1年生のときから会社説明会やインターンシップに参加していました。本格的に就活を始めたのは3年生の3月1日から。コロナ禍のため合同会社説明会はなく、リモートと対面での説明会を6社ぐらい受けました。ただ、インターシップは1年生の頃から合わせて10社ぐらい参加しています。コープみやざきは4年生の6月に試験を受けて、8月に2次試験その1週間後に内定をもらいました。就活生には「自分の心に正直に」と伝えたいです。本当に自分が良いと思うこと、好きだと思うことを軸にすると心が決まりやすいです。
宮崎日日新聞社
宮崎県就職ナビ事務局
0985-26-9333平日9:00~17:00