子どもの頃から洋服が好きで、アパレルブランドの店員やファッションデザイナーになることが夢でした。高校もそのつもりで工業系のデザイン学科に進み、ドレスを扱ってみたくてインターンシップで当社を希望しました。その時にドレスを着用させてもらったのですが、自分でも驚くほどの幸せを感じました。その感動から「次は私がここで新郎・新婦さんの感動と幸せのサポートをしたい！」と思い、ウェディングの専門学校に進んでそのまま当社を選びました。マリエールオークパイン一択でした。

人と人との距離が近くて温かい宮崎・延岡が大好きです。仕事をしながら人の温かさに触れることもあります。また、母が美容師なので着付けで当社を訪れることもあり、仕事の助けやアドバイスを受けられることも良かったと思います。実家暮らしで頼りになる家族もいるし、仕事だけに集中できる環境と、気持ちを癒やしてくれる環境、どちらもそろう延岡で働くことができて本当に良かったと思っています。

お客様と打ち合わせをしていく中で、私が提案したことを「いいですね！やりたいです！」と言ってもらえたり、式のゲストの方から「楽しかった」「素敵な式でした」という声をかけてもらったときは「良かった！」と思います。ある披露宴で新郎・新婦様から「お世話になった人」としてサプライズで私の名前が挙がり、ステージに呼んでくださったことがありました。驚きと嬉しさで号泣しました。仕事をしていると思うようにいかないことや、良かれと思ってやったことが認められないこともたくさんあります。それでもお客様の幸せを第一に、笑顔になってもらうための最善のアイデアや提案をたくさん考えて動くことが楽しいです。お客様が喜んで納得できる案を、いくつもいくつも作ります。「担当があなたで良かった」と言ってもらえた時には、本当に嬉しくて励みになります。

私は高校生の頃から当社で働きたいという気持ちがありました。卒業の頃からコロナ禍で、福岡の専門学校ではリモート授業を受けることが多く、不便もたくさんありました。それでも好きなことを仕事にするという気持ちでここまでやってこられたのは、すごく幸せだと思います。思いもよらない環境の変化や、仕事を始めてからは提案内容に対しお客様が金銭面で折り合いをつけられないといった壁に当たることもあります。それでも「好き」だから自分でその壁をなんとかしようと思えます。いま、就活をしている人はHPを見たり、直接話を聞いたりして、相手先の企業についてよく知ることが大切だと思います。自分の好きなこと、得意なこと、力を発揮できることなど、自分がプラスの感情になれる仕事に就くと、やりがいを感じて楽しく働けると思います。