会員登録 掲載企業 トピックス イベント 先輩の声 採用担当者に聞く インターンシップ お問い合わせフォーム よくあるご質問
2024年12月12日(木)
トップ > トピックス > 【みやにち就活ゼミその①】就職は企業に入社することだと思いますか?

【みやにち就活ゼミその①】就職は企業に入社することだと思いますか?

2024年9月1日
早速ですが、就職活動のゴールを「良い会社」に入社することにしていませんか?
結論からいうとそれは大きな間違いです。就職とはそもそも「職業(職種)につく」ということです。「良い会社に入ること」が「良い就職」ではなくて、「自分がやりたい職業につくこと」が「良い就職」と言えるでしょう。

つまり自分にとって「良い職種」を考えてから、「良い企業」を考えることが、
将来的に皆さんが「良い就職」だったと思います。


「良い職業」から考えて入社すると
・自分のやりがいを仕事にできる可能性がある
・入社後のゴールの設定がしやすい
・職種から深ぼるので会社を選ぶ選択肢が色々ある
・転職を検討しても、筋が通った転職活動ができる


「良い会社」から考えて入社すると
・福利厚生が良いか?
・休みが自分の理想の形なのか?
・新卒の給与の条件はいいのか?
・転職をするときに「職種」など検討することが多くなる

などになります。これで選んで入社すると、
入った後に目指すゴールがなくなってしまいます。
入社後にまた「良い会社」で就職先を探すと、企業を転々とする可能性がありキャリアが作れません。


私自身、面接官として新卒・中途面接を通して様々な求職者の方とお会いしする機会がありました。個人的な主観ですが、「会社」を優先している人の方は入社後のゴール設定が難しく、職種から入社を検討した人より退職率は高いと思います。


逆に企業よりも自分自身がやりがいのある仕事につくことを優先している人の方が
数年後に笑顔になれる可能性が高いと考えています。
また数年後、仮に転職活動しても活動しやすいと思います。

職種から考えるのは、今から数十年続く社会人生活の中では企業選びより大切になって、
また自己実現の近道だと思います。

売り手市場だからこそ、「良い会社」ではなく「良い職種」から検討をして欲しいと思います。

次回は職種選びについて書きたいと思います。

《アルファコンサルティング 川越貴文》
IT会社での採用経験などを活かし、現在は全国で企業の経営支援などを行っている。