高校生の頃は県外に行きたくて大学は東京を選びました。4年間過ごして電車や都会の環境を知るにつれ宮崎の良さをひしひしと感じました。大学のゼミで農業分野の研究を行い、農畜産業が担い手不足という課題を抱えていることを知りました。そこで就職は宮崎にしようと決めて農畜産業の企業に絞って探したところ、先進技術を積極的に導入し、新しいテーマに果敢に挑戦している江夏商事を見つけました。私の地元企業でもあるので子どもの頃から名前を知っていて、とても身近に感じてここに決めました。農畜産業にまつわる仕事を効率化するなど新しい風を起こし、働く人や動物にストレスを与えない環境づくりをしている企業の一員になりたいと思いました。
社内はアットホームな雰囲気で風通しがいいです。私が仕事で行き詰まり、助けが必要なときなときは周囲からの手助けやアドバイスを受けやすいです。職場内にはのんびりした雰囲気もあって人間関係が良好です。いま、私たち若手が会社のブランディングを任せてもらっています。もちろん、上の人たちの意見も聞いて進めますが、「若い人の感覚がいいから」と任せてもらっているのがとてもありがたいですし、やりがいにも繋がっています。また上司を肩書でなくみんな「さん」付けで呼んでおり、そんなフランクさも魅力です。プライベートでは自然が豊かなので、休みにはキャンプに行ってのびのび過ごします。宮崎市内で一人暮らしをしていますが、実家にも近いので安心して働けます。
私は業務部に所属しています。幅広い業務を行う部署で、営業からの書類をチェックして管理・保管したり、鶏の生産農家さんとやり取りしたりしています。働く人たちの業務を支えている、まさに縁の下の力持ちです。先の台風のあとは、被害を受けた生産農家さんの片付けを手伝いました。業務内容が多岐にわたるので社内のことに詳しくなります。社内の問題解決のためにM&Aを行い、小規模の生産農家さんや企業と合併しながら業務改善のために動くこともあります。今後は、生産や営業にも挑戦したいです。社内のほかの業務を実際に経験し、理解したうえで業務部の仕事を行えば、もっと会社の役立つと考えています。職場環境をより良くし、みんなが働きやすいと感じてくれることがやりがいです。
大学3年生のときに就活を始めました。その時に企業を選ぶ軸としたのは「宮崎の畜産」ということです。企業を就活サイトで調べて5社に絞り、説明会や試験を経て採用になりました。そのころ私は東京に住んでいて、まだコロナ前だったためオンラインでの企業とのやり取りがなく、交通費が大変でした。これはコロナ前の就活あるあるだと思います。コロナが落ち着いた現在、Uターン就職を希望している人にも当てはまるかもしれません。いまは企業側もオンラインでの説明会などの対応が可能になっているので問い合わせてみてください。試験の際には体力や金銭面で苦労するかもしれませんが、就職後には家族や友人がいて、地元にも貢献できるという気持ちで頑張ってほしいです。
宮崎日日新聞社
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