農学部の化学を専門とする学科で、食品加工や食品の機能性、肥料のことなどを学んでいたこともあり、興味を持ちました。4年生時に就職活動をしてみましたがコロナ禍で、一旦大学院に進むことにした経緯などもあって、就職は宮崎県内がいいと考えていました。当社は宮崎の主産業である農畜産業を支えています。畜産副産物から肥料やミール(飼料)を作っており、資源循環させているところが魅力です。大学で学んだことを仕事で生かせそうだと感じたことも決め手になりました。
実家は宮崎市内ですが、一人暮らしをしています。すぐ近くに親や友人がいると思うと心強いですし、慣れ親しんだ場所のため働きやすいです。友人の中には県外に出て、既に地元へ帰ってきている人もいます。休日などは気の置けない仲間と楽しい時間を過ごせるのも、地元ならではだと感じます。長年続けているバスケットボールや会社のクラブ活動で始めたゴルフ、サウナなど自分の時間を自分らしく楽しんでいます。
品質管理を担当しており、主に飼料、油脂、肥料などの製品分析をしています。クライアントからの注文によって、飼料であれば脂肪やたんぱく質のバランスなど細かな指定が決まっているものもあるため、希望通りになっているか、求められている成分通りかを確認しています。品質管理の仕事を徹底することによって、当社の評判や信頼関係を守ることにつながると感じていますし、その責任がやりがいにもつながっています。
大学院1年の3月から就職活動を始めました。自分で企業を調べて、当初から食品系を中心に業種をしぼって活動しました。県内企業では3社のインターシップに参加、県外企業は5~6社ほどオンラインで企業説明会に参加しました。当社は就活サイトで知りました。5月に工場見学し、面接、6月には内定をもらいました。就活のアドバイスとしては、直接見られるものは自分の目で見て、しっかりと確かめることが大事だと伝えたいです。
宮崎日日新聞社
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