生まれも育ちも宮崎ということもあり、地元で社会貢献できる仕事がしたいと、宮崎県内での就職を考えました。また、専門学校で学んだことが生かせる仕事を探しました。当社は電子カルテを開発しています。業界で初めて電子カルテをスマートフォンでも利用できるようにしたとホームページで知り、いち早く顧客ニーズに寄り添った仕事をしていると感じました。就職活動をしたのがコロナ禍の後だったこともあり、エッセンシャルワーカーである医療従事者から「仕事が楽になった」という声を聞けるといいなとも考えました。

地元で働いているため家族や友人との時間を大切にしながら、仕事に取り組めています。私は都農町出身で、学生時代から宮崎市内にはよく遊びに出かけていたこともあり、まちの勝手もよく分かっているから住みやすいということもあります。家賃なども手が届きやすい金額ですし、食材はおいしいものがすぐに手に入ります。生活する上で安心感があり、居心地がいいです。

主に開発業務を担当しています。プログラミング言語を使って、クリックしたらデータが表示されたり、データベースに登録されている情報を引っ張ってきたりなど、表面上は見えにくい動きをつくっています。専門学校で学んだ知識や入社後に身に付けたスキルを生かして、一つの機能や画面を完成させたときに大きな達成感を覚えます。電子カルテを導入する病院のサポートで県外に出張することもありますが、実際に当社の製品を使ってもらったときに「使い勝手が良くて便利だ」と、直にお褒めの言葉を聞いた際は誇らしく感じたとともに、次の仕事へのモチベーションが高まりました。プログラミングやサポートを長く続けているベテラン社員もいて、難しい案件や、問い合わせにもすぐに対応している姿を見ると、当社の問題解決力のすごさを実感します。何か分からないことがあっても、頼れる先輩たちにすぐ質問できる雰囲気があり働きやすいです。

専門学校在学中は、コロナ禍の影響で対面イベントが制限されていました。そのためオンラインでの企業説明会に積極的に参加しました。就職活動は1年生の夏ぐらいから始め、大きなイベントに1回参加。企業の方が学校訪問で説明してくれる機会もあり、話を直接聞いて会社の雰囲気や仕事内容を具体的に知ることができました。活動を始めた当初は受験する会社の方向性などで悩んでいましたが、２年生で絞り込み、４社の就職試験を受けました。同業他社を受ける際には徹底的な企業比較が大事だと感じ、ホームページや資料をたくさん読み込みました。当社の場合はオンライン説明会へ参加後、５月に試験と面接を受け、６月には内定をもらいました。