高校3年間が寮生活だったので、卒業後は地元の高鍋町に戻りました。県外に行くという選択肢は全然なかったです。消防士を目指して公務員専門学校に入学し、高鍋町のOPUSでアルバイトも始めました。スタッフ、先輩たちとの仕事が楽しくて、自然とアルバイトに夢中になりました。先輩が私の仕事ぶりを認めてくれて、社員しかできないような仕事内容も教えてくれたことは、本当に嬉しかったです。企業としての仕事内容も豊富で、「ここなら私が必要とされる仕事ができる、このままここに就職したい」と思いました。公務員試験を受けて合格しましたが、OPUSで働きたいという気持ちにブレは無く、両親を説得して正社員試験を受けました。
親元なので安心感があり、居心地がよいです。また、友だちや知人がお店に来て話しかけてくれることが多いのも、地元ならではだと感じます。ただ、好きで始めた仕事ですが、周囲の人たちからは「甲子園まで行ったのにどうしてこの仕事?」と思われることも多いです。両親や親戚にも心配されましたが、私のことを信頼しているなら、私が惚れ込んだ仕事を信じてほしいと伝えています。OPUSは、私のそんな気持ちに応えてくれる企業です。私が誇りを持って働けているんだと伝えたいし、一般的なイメージを変えていきたいです。社員全員がその気持ちを持っていると感じています。
遊技台の清掃やホール内の見回り、お困りの方がいらっしゃったらお声かけするなど接客が主な仕事です。OPUSには幅広い年代のお客様が訪れます。接客内容は多様で、さまざまなタイミングで感謝されることが多く、やりがいを感じます。他店に行かれても「OPUSがいい」「気持ちがいい」などとお声をかけていただけることがありがたいし、頑張ろうと思えます。体力に自信があるので、自分の得意分野を生かせる場面が多く、新台入れ替えなどホール以外の業務にも幅広く携われるため、飽きずに楽しく働けています。また、給与面や休日も良いと感じます。学生時代よりも社員になってからの方が自分の時間も増えましたし、金銭的な余裕もあります。
アルバイトを始めて仕事が面白かったこと、スタッフが尊敬できる人たちばかりだったことから社員登用を目指しました。公務員試験にも合格しましたが、年に春・秋2回行われるアルバイトからの社員登用試験を受けました。試験内容は一般常識や面談でしたが、アルバイトからの社員登用試験の方が難しく、私は秋の登用試験では不合格。春の試験を再度受けて合格できました。就活をしている方は、「とりあえず」ではなく「なぜ、そこなのか」「こうしたいから行きたい」「自分がどんな貢献ができるか」を第三者に伝えられるほどしっかり考えることが大事だと思います。
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